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2017.6.26
カタログ等の当社からの配布物の内容に関しては、予告なしに変更させていただく場合がございますので、お知らせいたします。予めご了承ください。
2012.2.17
発電機の選定方法について」のページを追加しました。
2012.2.14
新製品「第3次排出ガス対策建設機械対応機」のご紹介ページを追加しました。
2012.1.19
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発電機の選定方法について

大型発電機レンタル 発電機の選定方法について

発電機で使いたい電気機器は?

発電機で使いたい電気機器は?

発電機で使いたい電気機器は何ですか?
照明?電気炊飯器?ドリル等の電動工具? それともパソコン?

電気機器の消費電力(W)の数字を単純にそのまま発電機の出力(VA)に置き換えて発電機を選ぶと、機器によっては正常に動作しないということがままあります。電気や電気機器、発電機の特性をよくご理解のうえ 使用目的に合った最適の機種をお選びください。


電力とは?

1秒間に消費される電気の量を電力と言い、(W)ワットという単位で表します。
電力は電圧(V=ボルト)と電流(A=アンペア)の積で表すことができます。
電圧も電流も一定の「直流」の場合はこれで良いのですが、電圧と電流が時間とともに変化する「交流」の場合、 供給される電力の全てが有効に使われるものではありません。 交流の場合は、電力を表す単位がW(ワット)の他にもうひとつありVA(ボルトアンペア)と呼ばれます。 W(ワット)は有効電力、VA(ボルトアンペア)は皮相電力とも呼ばれます。 有効電力(W)は単に電圧(V)と電流(A)を掛けた皮相電力(VA)に有効に使われない部分を考慮した係数を掛けたものとなります。すなわち、

電力(W)=電圧(V)×電流(A)×係数

係数の部分は使用する電気機器により異なりますが、発電機を使用する場合、 多くの機器では表示されている消費電力(W)より大きな(1~4倍の)出力(VA)が必要となります。モーターを使う電気機器などでは、特に動き始めに大きな電力(起動電力)が必要で、 機器に表示の消費電力(W)の3~4倍の出力(VA)の発電機が必要になります。

発電機で照明や電熱などを使用したい

電気照明電子レンジ基本(照明や電熱など初動電力がかからない場合)

  • 使用する電化製品の消費電力を合計して下さい。
  • 発電機の発電量を下回るようにご使用下さい。発電量の80%以下ぐらいを目安に使用すると発電機が安定します。
    • MAXで連続運転すると故障の原因になります。燃費が悪くなる場合もあります。
      (レッドゾーンぎりぎりで運転し続けるイメージです。)
  • できるだけ延長コードは短く、タコ足配線は避ける。
    • 延長コードを長く使用すると電圧が下がるので、うまく製品が動かない場合があります。
      タコ足配線も何かとトラブルの原因になります。

発電機で照明や電熱などを使用したい

初動電力を合計する
(モーターやコンプレッサーなど、力の負荷がかかる製品を使用する場合)

  • 電力には定格電力と初動電力の2種類があります。
    初動電力の合計が発電量を下回るように使用して下さい。
  • 初動電力は物を動かす時に、最初にかかる大きな負荷に必要な電力です。
    • 例えば、故障した自動車を人が押して移動させようとするときに、最初に大きな力が必要となり(初動負荷)、動き始めると少ない力で済みます。電気や発電機でも同じ事が起きます。簡単にいえば、最初の一瞬にかかる負荷(電力)の事です。
  • 定格電力は物が動いていて、安定運転している時に必要な電力です。
  • 初動電力の目安
    • 照明、電熱、音響などは、初動電力=定格電力です。
    • 軽い負荷の電動工具(ドリル、カンナ程度)で、初動電力=定格電力×1.5~3倍程度です。
    • 重い負荷の電動工具(コンプレッサー、ポンプとか)で、初動電力=定格電力×4~5倍程度です。

電気の周波数の違い東日本50Hz 西日本60Hz

日本では、電力会社から家庭に供給されている交流の電気の周波数は、富士川、信濃川、糸魚川付近を境に東日本が50Hz、 西日本が60Hzとなっています。(一部混在地域有り)発電機の選定の際には、ご注意ください。